さて、久々に「サウンドドラマRe;acheの作り方」に戻って、台本書く時に気を付けていることその②をやっていきたいと思います
リュード
ロロ
左右上下
えー前々々回に引き続き、台本書く時に気を付けていることを書こうと思います!!
ロロ
左右上下
ロロ
Re;acheを聴いたことない方はこちら↓
前回のお話はこちら
台本を書こう!!サウンドドラマRe;acheの作り方⑦予定調和よりもキャラの心理を優先する
左右上下
そうですね。
因みに気を付けていた事は以下になります
- 長台詞を書かない(特に前半)
- 長丁場を書かない
- 動きのあるものにする
- 同じor似たシーンを長くしない
- 予定調和のセリフ順にしない
これらともかかわってくるんですが。
予定調和のセリフ順じゃなくて、できるだけリアルなセリフ順にしたいと思っていて。
それから考えると、「長台詞って存在するのかなぁ」って思うんですよ。
ロロ
左右上下
リュード
だから長台詞って、物語の進行や、このセリフを言わせたい、という「制作側の都合」による「予定調和」な気がしていたりします。
リュード
左右上下
ロロ
現実世界で相手が話している間に皆が相づちを打つってことは、相づちにはちゃんとした役割があるんだろうなぁって思います。
相づちをする役割は?って考えると「その話への興味の提示」=キャラの心情だと思っています。
相づちが一回もないと、その話に興味あるとは思えないし、興味があるんだったら、相づちや質問はすると思うし…
まぁもちろん千差万別、十人十色、人それぞれだとは思いますが。
興味のある話であるなら、キャラの「心情」としては相づちや質問や返答をしたくなると思うのです。
「長台詞が終わるのを待つ」っていう心理が、本当にキャラクターのものなのかな?と疑問に思ってしまいます。
そうでない場合、そのキャラの沈黙は「予定調和」の為の沈黙になります。
だからその予定調和よりもキャラの心理を優先させたいと思って、長台詞をあまり書いていません。
実際例
それを突き詰めていくと以下になります。(Re;acheより一部抜粋)
0:08~
リリア:うるさい!!
アーク:ティア…
リリア:この傷を笑うな
リリアの「うるさい!この傷を笑うな!!」というセリフの間にアークの「ティア…」というセリフが挟まっています。
(※ティア=リリアです)
この「ティア…」は、「リリアがレイバードに向かっている姿を見て」のセリフです。
となると、「この傷を笑うな」とリリアが言うまで待つ理由がないんです。
0:24~
アーク:そうだ…
リリア:アーク…!
アーク:俺たちは傷を受け入れてきたんだ
この「アーク…!」も同様です
やられていたアークが立ち上がったのを見て、リリアが心配するセリフです
なので「俺たちは傷を受け入れてきたんだ」を待つ理由がなく、その間にセリフが入ります
左右上下
リュード
一番重なるところ
そして究極がここですね
致命傷を受けてしまうレオナの苦しみ
レオナを心配する仲間たちの悲しみ・焦り
致命傷を与えたことによる高揚
その光景に対する怒り
そして馬の憤り←
そのすべてが「レオナへの致命傷」という出来事によって引き起こされる感情なので、ほかのセリフを待つ理由がありません。
なので、それらがほとんど重なっているのです。
左右上下
それを聴きやすくするために、セリフを順番にいうっていうのはあると思うけれど。
それよりも「キャラの心情」を優先させてみたのが今回です
左右上下
ロロ
左右上下
さいごに
そんな感じで、台本を書く時に気を付けていることを書いてみました!!
色々なやり方があると思いますが、こんなこと考えてるやつもいるんだな程度に受け止めて頂けたら嬉しいです。
それではより良い創作ライフを!!!
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